その他:本筋を外れて石橋軽快車 カルーサ

Kingfisher

2008年10月09日 16:27

 今回は本筋を外れて石橋(ブリヂストン)の軽快車です。
 家人が乗るために自転車を新調しました。
 自転車は用途に合わせて色々な物があるわけで、スポーツ車乗りの私でも、誰にでもスポーツ車を勧めるわけではありません。
 プレスポの購入を検討して、このブログにお越しの方も今一度、プレスポが適当かどうか検討してみる機会になればと思います。

 さて、今回購入したのは石橋の軽快車で、カルーサと言うモデルです。
 プレスポ通販をやっているサイクルモールで購入し、価格は送料と防犯登録込み約3万3千円とプレスポとほぼ同額です。
 国内ブランドとしては、丸石、宮田、松下、石橋と有るわけですが、今回、石橋を選択したのは、先日放送の深夜番組ギョーテックを見たからです。
 国内工場の生産工程が放送されましたが、熟練工の組立と、かなりしっかりした生産管理がなされていました(サンプリング検査ながら、ガンガン段差有りで500kmの走行検査をしていました) 恐らく、国内工場では電動車メインで、通常タイプは海外生産が主流でしょうが、それでも安心感を与えてくれました。
 また、免責3000円で2年間の盗難保障が付くのも大きいですね。 あさひのサイクルメイトよりも免責が安いです。


 今回購入したのはカルーサの中でも小径モデルのカルーサ24インチ 内装3段オートライトモデル。 占有者の母が身長160cm無いので24インチを選択しました。
 BAA適合でアルミフレーム、エンプラバスケット等々最近の国内メーカー基準の装備はバッチリ。 軽快車なのでもちろんフルフェンダー。
 両立スタンドで駐輪時の安定性が良く、チェーンカバーがフルタイプで埃や泥、雨をチェーンに巻き込みにくい仕様。 但し、注油する場合にはカバーを外さなければならないと言うのは有りますが、高粘度オイルなのでほぼメンテフリー。
 ベルトタイプの快適性の高さは評価するものの、切れたときの入手性と言う点でチェーンタイプを選択しました。 うちは、軽快車のチェーンもストックしてますし。


 新安全基準に対応した白色の前面反射板を装備。


 フロントブレーキは軽快車ながらデュアルピポッドキャリパーを採用。


 中国生産ながらシマノのDH-2N20-J 6V2.4Wハブダイナモを装備、軽い走りを維持したまま発電できる。


 ライトはホワイトLED使用のセンサー式オートライトで球切れの心配はなく、センサー故障時のためだろうかON/AUTO切替スイッチが付いている。


 ブレーキレバーはダイアコンペの金属レバー採用で安心。


 ピッキングに強い6穴タイプのキーロック。

 一発二錠システムで、後のキーをロックするとハンドルもロックされる。
 盗難防止の他に、駐輪中に前輪の向きが変わって倒れたりするのを防ぐ効果もある。


 InterMシステムのローラーブレーキと、国産のシマノ内装3段変速システムNEXUS Inter-3 SG-3R40を搭載。 ローラーブレーキは握った分だけ制動でき、ほぼメンテナンスフリー(数年に一度グリス補充すれば良い)、雨にも強く、音鳴りもしにくいという優れたブレーキシステムだ。


 大きなサスペンションスプリング付きのコンフォートサドルはクッション性の良いタイヤと相まって乗り心地も良い。


 耐荷重18kgのリアキャリア装備で500ml缶1ケースを積載しても余裕有り。

 これで電動車に採用されるようなソーラーテールランプでも付いていれば完璧という感じだ。
 高速走行をしない町乗りならば、明らかにコストパフォーマンスやメンテナンス性などの点でプレスポを凌駕している。 10km程度の通勤や日々の買い物程度の用途であれば、プレスポよりもこちらに分があるだろう。
 かなり扱いやすい一台に仕上がっていると思う。

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