2018年08月06日
カートリッジBBのメンテについて
どこぞの掲示板とかで誤ったBBメンテがそれらしく書かれていたので、BBのメンテについて書いておく。
まず、現代のカートリッジについてはグリスアップは不要(と言うか出来ません) もし必要になったら交換時期です。
カートリッジのグリスアップが出来ないのはシールされているから。
シールドベアリングは、その名の通り封印済みベアリングです。 樹脂シールにより防水・防塵・グリス保持性能を得ているので、これを外してグリスアップするとシールをはめ直してもシール性能が低下します。
シール性能が低下すると水分や粉塵の混入で劣化が促進されるため、数百キロとか走る度にグリスアップするつもりであればシールを外してグリスアップしてもかまいません。 しかし、正規のシールであればその10倍以上は性能を失わないので、普通に使う分には異音・ゴリが出るまで使ってまるごと交換がお勧めです。
よく間違われていますが、シールドベアリングのカバーはシールドでは無くシールです(Shield=盾じゃなく、シール=Sealで封、ド=過去形のed、「封された」の意味)
BB及びクランクの取付時のグリスについて。
まず、ねじシェルBBの取付時にはねじに少しグリスを塗ります。 たっぷり塗る必要はありません。 このグリスの目的は潤滑などでは無く、金属がくっつくのを防止するためです。
高圧で金属を接触させると金属がくっつきます。 これはガッチリかみ合うとかではなく溶接です。 なので、金属同士が直接にふれあわないようにグリス膜によってくっつかないようにするという目的ですから薄くてかまいません。 また、極圧性等の無いグリスで十分です。
なお、最初から緩み止めが塗布されている新品BBはグリス塗布は必要ありません。 緩み止め剤自体があることで金属接触が防がれ、また通常時に必要トルクで締め付けた場合の金属にかかる圧力よりも低い圧力で規定トルクに達するためです(BBの固定は緩まない摩擦を得る指定トルクなので、滑り止め効果で緩まなければ圧力をかけずとも目的は達せる) BBを入れ直しする場合には落ちてしまっているのでグリス使用が良いです。
ホローテックの軸についてはグリスの塗布はしても良い程度です。 無くてもかまいませんし、BBのベアリングに噛む部分に少し塗っても良いです(防水程度) BBの中のベアリングが回るのが正しい動きなので、BBに対するクランク側が滑るのは正しくない動きなので潤滑性は必要ありません。 また、グリスの粘性によって砂利を噛んでジャリジャリ異音を生じることがあるのでBB外側部分はグリスが無い綺麗な状態にしておく方が良好なことが多いです。
ホローテック軸の先端、クランク取付部にはグリスを薄く塗布します(四角軸・ISIS・オクタ等も同じ) これはBBの取り付け同様、金属同士のかみ合い部分の為です。
クランクキャップボルトについては樹脂パーツなのでグリスは不要です。 金属製のサードパーティ製品であってもトルクが低いため不要です。
クランクの回転を良くするためにBBを緩く取り付けるのは基本的におすすめしない。
繰り返し力がかかる部分なのでキッチリ固定して多少のズレも起きないようにするのが良い。 安全及び機材の寿命的に。
緩くすることでクランクの回りが良くなると言う事例は、BBシェルの不良が原因(タップ及びフェイス)でズレているためにしっかり締め込むと左右BBの軸がズレてクランクの回転が渋くなる。 このときにBBを緩くするとねじの遊び分でホローテック軸の渋さが改善されるので緩くして回転を良くすると言う事をする人が居るが、その遊び分だけ踏んだときに不安定な力がかかってBB周辺を痛める(ねじの隙間分回りが良くなっているんだから、軸に力がかかれば渋い状態に移ることが出来ると言うことを意味する)
手持ちの機材でBBを規定で締め込んだときに回転が渋いなら、タップ及びフェイス修正で正すのが正解で、緩くBBを付けるとBB周辺の劣化を招くのでやめた方が良い。
また、軽い力で回す部位では無いので、チェーンをかけずに何回転するとか言うのは誤差に過ぎない。 実際の走行は体重をガンガン乗せて踏むのでその程度の遊びは大した意味を持たない(シューズを乗せるだけでも大きな力がかかる)
つまり、回転すべき部分にはグリスを十分入れる。
回転するべきで無い部分にはグリスは不要。
ただし、金属同士のかみ合い部分で高トルクの部位はグリスを塗布する(但し潤滑性能は気にする必要は無い。 極圧剤等は金属に悪影響がある場合もあるのでノーマルので良い)
錆びる金属素材の場合は防錆目的に薄くグリスを塗布してもいい。
シールドベアリングは普通に使いたければ開けない。
まず、現代のカートリッジについてはグリスアップは不要(と言うか出来ません) もし必要になったら交換時期です。
カートリッジのグリスアップが出来ないのはシールされているから。
シールドベアリングは、その名の通り封印済みベアリングです。 樹脂シールにより防水・防塵・グリス保持性能を得ているので、これを外してグリスアップするとシールをはめ直してもシール性能が低下します。
シール性能が低下すると水分や粉塵の混入で劣化が促進されるため、数百キロとか走る度にグリスアップするつもりであればシールを外してグリスアップしてもかまいません。 しかし、正規のシールであればその10倍以上は性能を失わないので、普通に使う分には異音・ゴリが出るまで使ってまるごと交換がお勧めです。
よく間違われていますが、シールドベアリングのカバーはシールドでは無くシールです(Shield=盾じゃなく、シール=Sealで封、ド=過去形のed、「封された」の意味)
BB及びクランクの取付時のグリスについて。
まず、ねじシェルBBの取付時にはねじに少しグリスを塗ります。 たっぷり塗る必要はありません。 このグリスの目的は潤滑などでは無く、金属がくっつくのを防止するためです。
高圧で金属を接触させると金属がくっつきます。 これはガッチリかみ合うとかではなく溶接です。 なので、金属同士が直接にふれあわないようにグリス膜によってくっつかないようにするという目的ですから薄くてかまいません。 また、極圧性等の無いグリスで十分です。
なお、最初から緩み止めが塗布されている新品BBはグリス塗布は必要ありません。 緩み止め剤自体があることで金属接触が防がれ、また通常時に必要トルクで締め付けた場合の金属にかかる圧力よりも低い圧力で規定トルクに達するためです(BBの固定は緩まない摩擦を得る指定トルクなので、滑り止め効果で緩まなければ圧力をかけずとも目的は達せる) BBを入れ直しする場合には落ちてしまっているのでグリス使用が良いです。
ホローテックの軸についてはグリスの塗布はしても良い程度です。 無くてもかまいませんし、BBのベアリングに噛む部分に少し塗っても良いです(防水程度) BBの中のベアリングが回るのが正しい動きなので、BBに対するクランク側が滑るのは正しくない動きなので潤滑性は必要ありません。 また、グリスの粘性によって砂利を噛んでジャリジャリ異音を生じることがあるのでBB外側部分はグリスが無い綺麗な状態にしておく方が良好なことが多いです。
ホローテック軸の先端、クランク取付部にはグリスを薄く塗布します(四角軸・ISIS・オクタ等も同じ) これはBBの取り付け同様、金属同士のかみ合い部分の為です。
クランクキャップボルトについては樹脂パーツなのでグリスは不要です。 金属製のサードパーティ製品であってもトルクが低いため不要です。
クランクの回転を良くするためにBBを緩く取り付けるのは基本的におすすめしない。
繰り返し力がかかる部分なのでキッチリ固定して多少のズレも起きないようにするのが良い。 安全及び機材の寿命的に。
緩くすることでクランクの回りが良くなると言う事例は、BBシェルの不良が原因(タップ及びフェイス)でズレているためにしっかり締め込むと左右BBの軸がズレてクランクの回転が渋くなる。 このときにBBを緩くするとねじの遊び分でホローテック軸の渋さが改善されるので緩くして回転を良くすると言う事をする人が居るが、その遊び分だけ踏んだときに不安定な力がかかってBB周辺を痛める(ねじの隙間分回りが良くなっているんだから、軸に力がかかれば渋い状態に移ることが出来ると言うことを意味する)
手持ちの機材でBBを規定で締め込んだときに回転が渋いなら、タップ及びフェイス修正で正すのが正解で、緩くBBを付けるとBB周辺の劣化を招くのでやめた方が良い。
また、軽い力で回す部位では無いので、チェーンをかけずに何回転するとか言うのは誤差に過ぎない。 実際の走行は体重をガンガン乗せて踏むのでその程度の遊びは大した意味を持たない(シューズを乗せるだけでも大きな力がかかる)
つまり、回転すべき部分にはグリスを十分入れる。
回転するべきで無い部分にはグリスは不要。
ただし、金属同士のかみ合い部分で高トルクの部位はグリスを塗布する(但し潤滑性能は気にする必要は無い。 極圧剤等は金属に悪影響がある場合もあるのでノーマルので良い)
錆びる金属素材の場合は防錆目的に薄くグリスを塗布してもいい。
シールドベアリングは普通に使いたければ開けない。
Posted by Kingfisher at 12:42│Comments(0)